特定非営利活動法人すだち

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◇ 設立趣旨
 平成18年10月から「障害者自立支援法」に基づく事業が始まりましたが、この地域には選べるほどのサービスはなく、今後のサービス充実にもあまり期待が持てない中で、私たちは、障がい者が将来にわたり安心して豊かに暮らせる地域を実現するためには、自分たちで社会資源を作り上げ、障害福祉サービスを供給主体していきたいと考えました。
 そこで、三ケ日町手をつなぐ育成会から「三ヶ日たちばな授産所」の管理運営を引き継ぎ、利用者一人ひとりに応じた支援体制の充実と、授産施設としての機能強化を図っていくとともに、グループホーム事業などの新たな事業を展開し、障がいを持つ本人及び家族のいろいろなニーズに対応していくことを目指して特定非営利活動法人すだちを設立しました。今後は、障がい者への理解を進めるため、文化活動、スポーツ等の振興を図りながら、地域のみなさんとの交流も深めていきたいと考えています。

◇設立経過
2005年11月 第1回NPO法人設立準備会
2006年9月 育成会臨時総会でNPO法人への平成19年4月からの授産所運営の移管を議決
10月 NPO法人認証申請書提出
2007年1月 NPO法人認証、法人登記

◇「すだち」のネーミング
 鳥の雛が成長し、やがては自らの羽の力で巣から飛び立っていくように、障害を持つ子どもたちが授産所などの法人施設を利用することにより成長し、将来は親元から離れ自立して地域で生活できるようにとの願いを込めた【巣立ち】。
 春には町中にみかんの花の香り漂うこの三ヶ日で親しみのある、そしてフレッシュなイメージを持つ同じみかん科の【酢橘】。
 「すだち」とは、この二つの語句の意味をかけ合わせたもので、新しく設立する特定非営利活動法人にふさわしい名前であると考えました。